さいたま市長への再質問書並びに要望書


平成18年10月24日 
 さいたま市長 相川宗一 様
北朝鮮に拉致された日本人を救出する埼玉の会
(略称:救う会埼玉) 代表 鈴木松蔵   

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
 相川市長様におかれましては、日頃より私どもの活動に対してご理解とご支援を賜り心より御礼申し上げます。

 さて先般は、私どもの8月9日付け公開質問状「在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)埼玉県本部に対する貴市の固定資産税等の減免措置について」に対して、「今後もこの措置を継続する。」とのご回答を頂戴いたしました。改めて、ご回答賜りましたことに対し感謝申し上げます。

 その後私どもは、ご回答内容について縷々検討してまいりましたが、内容に不明解部分もあり減免根拠が理解できない等の意見が多く、再質問等が必要との結論に至りました。また同様の意見及び激励が多数の市民県民からも寄せられております。
 従いまして、この度改めてご質問申し上げたく、下記文書を提出させて頂きます。

 なお、前回のご回答以降、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に関しては、つい先日核実験を行い国連安保理における全会一致の制裁決議を受けました。更に次の実験可能性も示唆して、又もや日本及び周辺諸国、全世界に大きな脅威と不安を与えております。今回も、日本政府は直ちに厳しい制裁措置を適用する等大きな情勢変化がございます。

 最近では、県庁所在の宇都宮市・名古屋市が、北朝鮮の核実験を理由に朝鮮総連施設への課税減免措置の撤廃を決定いたしました。今後も同様の動きが予測されます。

 さいたま市は、こうした事態の推移には十分関心を寄せられ、課税減免措置の撤廃等の具体的な方針を検討されておられるのでしょうか?或いは相変わらず従来の全額免除措置を継続されるのでしょうか?

 私どもは、今回のこうした国内外の情勢変化に鑑み、改めて本件の決定権限者たる相川市長にご再考いただき、課税減免措置撤廃の方向でのご検討を切に要望いたします。

 相川市長様には諸事ご多忙の折、誠に恐縮ではございますが、この要望は「救う会埼玉」の総意として、また良識ある市民・県民を代表してのものであることを、再度十分にご理解いただき、何とぞ前向きなご回答を、誠に勝手ながら11月10日までに賜りたくお願い申し上げます。

 なお併せて、別紙「質問並びに要望書」、及び貴市ご回答につきましては、前回同様「救う会埼玉」会員初め市民・県民全体に公開させていただきますことをご了承賜りたく、お願い申し上げます。

敬具   



再質問書並びに要望書1
再質問書並びに要望書2
再質問書並びに要望書3





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