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★☆救う会全国協議会ニュース★☆
(2009/03/11)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆（2009.03.11）
■飯塚繁雄、飯塚耕一郎さんと金賢姫氏の面会実現
本日、飯塚繁雄、飯塚耕一郎さんと金賢姫氏の面会が実現した。金賢姫氏が最初の記者会見をしてから21年ぶりの面会実現だ。
金賢姫氏は1991年、自身の証言を元に日本警察が田口八重子さんの拉致を確定した後から、日本政府、国民、そして田口さん家族に、八重子さん救出のために立ち上がることを訴えていた。１９９５年には、そのために「忘れられない女」という単行本まで出してくれた。
ところが、当時、飯塚さんたちは八重子さんが残した耕一郎さんたち二人の子どもを兄弟が本人に知らせず養子として育てており、思春期の二人を守るために警察には協力するがマスコミには一切でないことを決めていた。そこで、金賢姫氏と飯塚さんたちの出会いは実現できなかった。
その後、金賢姫氏は、大韓機事件遺族会に８億５千万ウォンの印税を寄付するなどしたあと、１９９７年に結婚し、社会活動を停止した。その年、日本で家族会・救う会が結成され、拉致被害者救出運動が始まった。
従って、私たち家族会・救う会は、社会活動を停止した金賢姫氏に接触することがなかった。飯塚繁雄さんは２００２年に、耕一郎さんは２００４年に家族会の運動に参加した。その頃、韓国では盧武鉉政権下、金賢姫氏は「大韓機事件はねつ造だ、金賢姫はにせものだ」とする「魔女狩り」的迫害を、政権、マスコミ、市民団体、宗教家などから受け、避難生活を送っており、飯塚さんたちの面会要請に応えることが不可能だった。
李明博政権の成立で、金賢姫氏が昨年より少しづつ社会活動ができるようになり、両国政府と関係者の尽力により今日の面会が実現した。中身の検討は後からしかり行うつもりだが、まず、金賢姫氏と多くの関係者に感謝したい。
西岡力（救う会会長代行）
■ 趙甲済氏と金賢姫氏の電話会話
昨日、金賢姫氏と電話で話した趙甲済氏が、自身の主宰するインターネットニュース媒体・CHO GAB-JE.COMでその模様を次のように報じている。マカオ人拉致に関わる情報などもあるので、参考情報として、翻訳させていただく。
CHO GAB-JE.COM 2009/03/11 0820
昨日、午前の金賢姫氏の電話
趙甲済
昨日（2009/03/10）午前、金賢姫氏から電話がかかってきた。 私の携帯電話機につけられた番号を見て「また公衆電話でかけるのだな」と思った。北朝鮮で工作員教育を受けた自分に日本語を教えた「李恩恵」,すなわち田口八重子氏の家族と会う日を一日前に控えていたためか、いつもより声に活気があふれた。金氏はこういう出会いができるように助けてくださり感謝すると言った
私はまず尋ねたいことがあったる。先週、夫である鄭氏を通じて渡したマカオ人拉致被害者女性の写真が気になった。
「その写真見たでしょう。その人がミス孔、間違いないですか」
「はい,そうです」
「1985年ですか。 中国語を習ったのは」
「1984年の中頃です。龍城招待所で金淑姫といっしょにに習ったのですよ」
北朝鮮政権が1978年マカオで拉致した孔令● (当時二十才)という女性の身元が確定する瞬間だった。一種の「人種収集家」の金正日は日本女性を拉致して日本語を教えさせ、マカオ女性を拉致して中国語を教えさせた。韓国破壊工作には本当に全力をつくす人間だ。私は急いで,CHO
GAB-JE.COMにミス孔関連の記事を上げて国内外記者らに知らせてやった。日本マスコミはいっせいに大きく報道したが、韓国マスコミは一ヶ所も扱わなかった。
私は金賢姫氏に話した。
「私は他の仕事があって、明日釜山に行くことができなくなりました。うまくやって下さい。記者だけでも数百人が来るでしょうから、したい話を十分にして下さい」金氏は繰り返し感謝すると話して、電話を切った。前の週に金氏の夫に私はこういう要請をしていた。
「記者の前で金賢姫氏が笑わないでいてくれればと思います。金賢姫氏が良い暮らしをすれば腹が痛く、ひどい暮らしをすれば心が痛い人々が多いのです。これまでの左派政権の時代にいくら悔しい思いをしたとしても、金氏によって115人が死んだという事実を忘れてはいけません」
夫である鄭氏は私の忠告に感謝していた。月刊朝鮮、李東馥(金賢姫氏が送った手紙を公開した前国会議員)、そして日本の拉致者団体と言論など、韓国と日本の志ある人々がこれまで4カ月間、金賢姫氏の境遇に関して集中的に伝え問題提起をした結果、今日の歴史的出会いがなされることになった。もちろん、このような出会いを可能にした人は李明博大統領だ。彼は大韓航空機爆破事件当時、最も多い犠牲者を出した現代建設の会長だった。この世にはやはり良い人が悪い人よりもっと多いのだ。
(●は「貝貝」の下に「言」です)
[ 2009-03-11,08:20 ]
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