★☆救う会全国協議会ニュース★☆
(2008.12.18)



★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2008.12.18)

家族会・救う会は、12月18日、内閣府会議室で、斎木昭隆アジア大洋州局長から、12月8日から4日間、北京で行われた第6回6者協議首席代表会合に関し、説明を受けた。斎木局長は、家族会の皆様の思いを痛いほど感じながら参加した、と述べた。説明の概要は以下の通り。

■斎木局長が6者協議報告

・3日間の予定を1日延ばし、4日間協議したが、合意達成には至らなかった。

1)検証について
・検証の具体的な枠組みを文書の形で作成することが課題であったが、北朝鮮側が最後まで応じなかった。

・従って実質的な成果はほとんどなかった。

・今後、核無能力化そしてやがては廃棄させるというプロセスがスピードダウンすることは覚悟しなければならない。

・今後は、オバマ大統領のアメリカとしっかり連携したい。

・日朝関係が進展するかどうかは、拉致問題の進展にかかっている。

2)経済・エネルギー支援について

・第2段階における経済・エネルギー支援の問題では、北朝鮮側は、エネルギー支援に不参加の日本について、「参加資格がない」など厳しい非難を行った。

・他の4か国は北朝鮮の主張を全く受け入れなかった。

・我々は、拉致問題をはじめとする日朝関係が改善すれば、非核化のためのエネルギー支援はすると述べた。

・北朝鮮側の狙いは、各国から、いついつまでという期限付きでエネルギー支援をとりつけることにあったと思われるが、達成できなかった。

3)その他

・制裁の強化については、今、官邸が評価しており、「政治的決断」の問題と承知している。

・7回目の6者協議首席代表会合のめどはたっていない。

・米国のテロ支援国家指定解除に関しては、今のところ北朝鮮にとって実質的な利益は何もないと何回も聞いている。北朝鮮はシンボルとして「解除」がほしかった。彼らは、「解除」になり、外交的勝利と見ているのではないか。

・11月21日に、国連第3委員会で、北朝鮮の人権状況についての決議が行われたが、北朝鮮は反論権を行使し色々な発言をしたが、「日朝協議を行う用意がある」と述べており、今後も働きかけを行い、拉致問題で結果が出るように努力したい。

中山恭子首相補佐官

・事前に日米韓で協議を行うなど足並みを揃える努力を斎木局長が行い、検証については文書化の必要で合意をとった。足並みが揃ったことは今後に活かせると思う。

・6者協議首席代表会合にあたり、麻生首相から指示があった。麻生首相からは、拉致問題解決につき、強い意志を感じている。

以上

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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 麻生太郎殿

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