★☆救う会全国協議会ニュース★☆
(2008.04.28)


追加制裁発動を訴え−国民大集会で3団体(2008/04/28)

★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2008.04.28)

4月27日、家族会・救う会・拉致議連は、東京・日比谷公会堂で「北朝鮮への追加制裁を求める国民大集会」を開催した。大集会には2000人が参加した。来賓として、政府代表の町村信孝内閣官房長官、各党代表として中川昭一・自民党拉致問題対策特命委員会委員長、渡辺周・民主党拉致問題対策本部事務局長、上田勇・公明党拉致問題対策委員長が拉致被害者の早期救出への努力を誓った。また荒木和博・特定失踪者問題調査会代表も挨拶した。

櫻井よしこさんの司会の下、韓国の被害者家族からは、崔光?・朝鮮戦争拉致被害者家族協議会運営委員、李玉哲・拉致被害者家族協議会会長が報告し、韓国の両家族会が主催して、6月23日から25日まで、ソウルで拉致解決を求める国際会議を行うこと、日本から多くの参加を期待していることが表明された。韓国からは、拉致被害者の高校時代の親友で、初めて拉致をテーマにした歌を作詞作曲した歌手の李ガンピル氏も参加し、新たに制作した「めぐみ」を日本語で声をつまらせながら歌い、参加者の涙を誘った。同曲のCD(韓国語版)が、希望した参加者に無料で配布された。

また、日本の家族会メンバー、そして拉致議連役員、救う会役員が訴え、報告を行い、追加制裁発動等を求める下記の大会決議が採択された。

■追加制裁発動を訴え−国民大集会で3団体

大会決議

拉致被害者救出運動を始めて11年がたった。いまだにほとんどの被害者を救出できていない。その口惜しさと怒りをかみしめながら、今年もまた、私たちは国民大集会を開いた。

この1年、金正日政権は、拉致問題で全く誠意ある対応を行わなかった。それに対して私たちは、地方大集会、講演会、写真展、映画会、デモ、署名、街頭行動などを各地で行うとともに、大規模訪米団派遣や国際会議などで国際連係を強め、すべての拉致被害者が帰ってくるまで制裁を緩めてはならないと、訴えてきた。

現在、金正日政権は独裁統治を続けるための外貨、食糧が不足し、苦境は深刻である。他方、北朝鮮は、昨秋以降、わが国与野党議員やジャーナリストらに、北朝鮮への制裁解除を求めるよう働きかけている。それは、制裁が効果を上げているからである。

現在、米朝が核問題で合意するかどうかが国際的な注目を集めている。まさに戦いは正念場を迎えている。すべての被害者を取り戻すために、国民の力を結集し、制裁と国際連携で北朝鮮を追い込むという原則を崩してはならない。

私たちは今、次の3点を強く要求する。

1.金正日政権は、すべての拉致被害者を返せ。

2.日本政府は、すべての被害者が返ってくるまで、制裁継続と追加制裁発動で圧力をかけ続けよ。

3.米国政府は北朝鮮テロ支援国指定解除を行わず、金融制裁を強化せよ。韓国政府は拉致問題解決を北朝鮮支援の条件とせよ。

平成20年4月27日
「北朝鮮への追加制裁を求める国民大集会」参加者一同



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