★☆救う会全国協議会ニュース★☆
(2008.04.01)


制裁延長、強化を決議−拉致議連総会で3団体

★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2008.04.01)


本日、4月1日、拉致議連総会が議員会館内会議室で開催され、4月13日の対北朝鮮制裁見直し期限を前に、制裁の延長を求めるとともに、北朝鮮への追加制裁を求める家族会・救う会との共同決議が全会一致で採択された。決議文は、同席した中山恭子内閣総理大臣補佐官(拉致問題担当)に手渡され、中山補佐官からは、直ちに町村信孝官房長官に手渡すことが表明された。

総会には、平沼赳夫会長、中川昭一会長代行、中井洽会長代行、西村眞悟幹事長、古屋圭司事務局長など、超党派の衆参議員約40名と秘書会多数が参加した。また、家族会から飯塚繁雄代表、増元照明事務局長が、救う会から佐藤勝巳会長、平田隆太郎事務局長、山岸丈良事務局次長が、政府からは中山恭子首相補佐官、河内隆・総合調整室長、斎木昭隆アジア大洋州局長が、さらに本日付けで就任した上田秀明外務相人権人道担当大使が参加した。

斎木昭隆アジア大洋州局長から、最近の6者協議の場以外での米朝協議などの交渉経過等が報告された。また、救う会平田隆太郎事務局長から、家族会・救う会が3月16日に共同で決定した運動方針案が説明された。また、国民大集会直後の4月28日からの訪米活動や6月23〜25日のソウルでの国際会議に、拉致議連からも派遣するよう要請がなされた。

その他総会では引き続き、国民大集会に主催団体として協力することが承認され、また佐藤勝巳救う会会長から、政府、県、救う会が主催する国民大集会が各地で続けて開催され、平沼会長の参加など拉致議連の協力事例が報告された。以下は決議文の全文である。

■制裁延長、強化を決議−拉致議連総会で3団体

決 議

わが国政府は平成16年12月、偽遺骨提供などを理由に北朝鮮への制裁(人道支援停止)を発動した。その後も彼らはミサイル実験と核実験を強行し開き直りを続けたため、平成18年わが国政府は、北朝鮮籍船の入港禁止、対北輸出全面禁止、北朝鮮最高人民会議代議員を務める総連幹部の自由往来禁止などの制裁を発動した。また、米国や国連も対北制裁を発動して圧力をかけ続けている。

制裁は効果を上げている。金正日政権は独裁統治を続けるための外貨、食糧不足のため重大な危機を迎えつつある。その上、韓国でも10年間続いた親北政策が李明博政権により否定されつつある。

金正日政権は4月13日の制裁見直し期限を前に、日本の政界や言論界などに制裁延長反対の働きかけを強めている。朝鮮総連は公然と制裁延長反対の街頭行動を行っている。

まさに戦いは正念場を迎えている。すべての被害者を取り戻すために、制裁で北朝鮮を追い込むという原則を崩してはならない。

私たちは次のことを政府に強く要求する。

1 現行制裁を延長すること。
2 北朝鮮チャーター外国籍船の入港禁止、対北輸出・送金の全面禁止、日本人・在日朝鮮人の北朝鮮渡航全面禁止などの追加制裁を断行すること。

平成20年4月1日
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 飯塚繁雄
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟 平沼赳夫




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