★☆救う会全国協議会ニュース★☆
(2012/02/08)



★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2012.02.08-4)

■U-20女子サッカー世界大会日本開催に対する家族会・救う会声明

 本日政府はアンダー20女子サッカーワールドカップを日本で開催したいとする日本サッカー協会からの要請を受諾することを決めたという。実はこの大会では北朝鮮チームが予選を通過している。政府の決定は日朝間の人の往来を原則的に禁止する制裁措置(北朝鮮国籍者の原則入国禁止と日本人の北朝鮮渡航自粛)がまたしても破られることを意味する。昨年7月の東京でのアジア・オリンピック評議会総会、9月の埼玉でのサッカーワールドカップアジア3次予選、11月の平壌での同予選につづいて4回目の特例措置となる。そのうち3回がサッカー関連である。

 私たちは昨年7月に声明を出し「数十年間、愛する家族を北朝鮮当局の国家テロにより奪われつづけている被害者家族の立場を思えば、北朝鮮代表の入国許可は到底容認できない」とした。その気持ちは変わらない。

 本来この大会はウズベキスタンで行われる予定だったが、競技場の未整備などの理由で不可能になり、昨年12月18日、FIFAが日本に開催を依頼してきたという。その時すでに北朝鮮の予選通過は決まっていた。拉致問題等を理由に日本政府は北朝鮮国籍者の入国を禁止しているから大会を引き受けることはできない、と拒否することも可能だったのではないか。

 日本サッカー協会は、FIFAに対して拉致問題とそれにともなう制裁についても説明をした、また、協会内で拉致のパンフレットを配布して意識をより高めるなどと説明している。その努力は多としたいが、今回の措置により、拉致問題解決への日本の意思が弱まったかのようなメーセージが発信されかねないことを憂慮せざるを得ない。拉致は国家犯罪であり、被害者が今現在も不当に抑留され続けているという厳然たる現実を、サッカー関係者も心に刻んでほしい。

政府には最低限次のことを望みたい。

 同行の役員その他に工作機関に所属する人物がいないか厳しく事前に審査し、そのような人物の入国を認めないこと。これまで北朝鮮は工作機関幹部を役員、報道関係者などの資格で入国させてきた事実がある。

 また、あくまでもサッカー大会参加のために例外措置として入国を認めるのであるから、競技と関係ない活動は許さないでいただきたい。

平成24年2月8日

北朝鮮による拉致被害者家族連絡会 代表 飯塚繁雄
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会 会長 西岡 力

以上



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