決議文




 政府が発動している、人、カネ、モノ、船の往来を全面的に禁止した、北朝鮮に対する日本独自の制裁は、拉致問題の解決に向けて多大な成果を上げている。私たちは、「拉致問題は解決済み」と主張する北朝鮮に対し、閣議決定で、日本独自の制裁を半年間、継続したことを高く評価する。
 しかしながら、北朝鮮が拉致被害者の再調査を了承すれば、大洪水に対する人道的援助を模索する動きがあることは、断じて了承できない。
 私たちは、拉致問題の全面解決、すなわち北朝鮮に拉致されたすべての同胞が帰国するまで、北朝鮮に対して厳しい態度で臨んで頂きたいと切に願い、以下の点を強く求める。

一、福田総理は、拉致問題に対して「自らの手で解決させたい」と発言しておられる。全面解決へ向けて全力で取り組んで頂くことを求める。

一、今後も、人、カネ、モノ、船の往来を全面的に禁止した日本独自の制裁を継続すると共に、更に厳しい制裁を求める。


以上      


 平成十九年十月二十日

  第五回拉致問題を考える埼玉県民の集い参加者一同





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