★☆救う会全国協議会ニュース★☆
(2007.09.19)


★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2007.09.19)

 家族会・救う会・拉致議連が、9月16日に共催した「あの怒りの日から5年

 金正日テロ政権を糾弾する緊急集会」は、超満員の参加を得て、星陵会館ホールで開催された。

 緊急集会の第1部「家族の思いと5年間のたたかい」では、櫻井よしこ氏の総合司会の下、全国から参加した家族会がそれぞれ解決を訴えた。また、拉致議連から中川昭一・拉致議連会長代行(元会長)、中井洽・拉致議連会長代行が参加した他、麻生太郎自民党総裁候補が飛び入り参加し、拉致問題の解決を訴えた。

 第2部のパネルディスカッション「激動する国際情勢と救出運動」では、米国からチャック・ダウンズ・元米国国務省北朝鮮問題専門家が、「米朝接近の真相」について、韓国から金成c・未来韓国新聞記者が、「韓国大統領選挙が与える大きな変化」について基調講演を行った後、惠谷治・ジャーナリスト、佐藤勝巳救う会会長、島田洋一救う会副会長が加わり5人で今後の救出運動につき議論し、終わりに濱谷隆平・救う会富山会長が読み上げた決議案が、満場の拍手で承認された。決議文の全文は以下の通り。


■制裁と毅然たる外交ですべての拉致被害者救出を−緊急集会決議

決 議

 あの怒りの日、平成14年9月17日、金正日は、それまで「でっち上げだ」としていた拉致を認め5人の生存を明らかにしたが、新たに「8人死亡」、「2人未入境」と嘘の主張をし、「拉致問題は解決済み」と強弁し続けている。あれからもう5年になる。

 私たちは身を削る思いで必死の救出運動を展開し、多くの成果も上げてきた。しかし、いまだに100名を越えると考えられる日本人拉致被害者のうち5人しか帰国していない。残された多くの被害者たちは、次は自分たちの番だと信じながら、厳しい抑留生活に耐えている。日本で待つ家族も高齢化が進み、再会の日を待たず他界された方が次々出ている。
 
 日本の制裁と厳格な法執行、米国の金融制裁は多大な効果を上げつつある。金正日は苦しさに耐えられず、プルトニウム生産を止めるなど譲歩を見せて米国への接近をはじめた。しかし、拉致問題では北朝鮮は極めて不誠実な態度を示しただけでなく、我が国が孤立しているという印象を作り出そうと様々な謀略宣伝を繰り広げている。そんな中、我が国では安倍内閣が退陣した。
 
 めぐみさんたちを助けだす力は私たちの怒りから生まれる。いまこそ、腹の底からの怒りの声を上げる時だ。そのため私たちは今日「あの怒りの日から5年 金正日テロ政権を糾弾する緊急集会」を開いた。金正日テロ政権を動かすのは、外部からの強い圧力しかない。拉致被害者を返さないなら、我が国が主導してより強い制裁をかけるしかない。

私たちは次の点を強く求める。
1.金正日テロ政権は、すべての拉致被害者を返せ!
2.政府は、日朝間の人・カネ・モノ・船の往来を全面的に禁止し、制裁と毅然たる外交ですべての拉致被害者を救出せよ!

以上、決議する。

平成19年9月16日
あの怒りの日から5年 金正日テロ政権を糾弾する緊急集会 参加者一同



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