★☆救う会全国協議会ニュース★☆
(2007.06.07)


★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2007.06.07)

 救う会4組織が、6月5日、「よど号」グループ関係者の帰国に関する緊急声明を出した。全文以下の通り。

■「よど号」グループ関係者の帰国に関する緊急声明−救う会4団体

 本日、昭和60年代前半に北朝鮮の「よど号」グループと合流し、同グループの赤木志郎容疑者の妹と結婚して「よど号」グループと行動を共にしていたとマスコミで報じられる赤木邦弥容疑者が帰国した。

 赤木容疑者は、昭和58年に欧州から拉致された有本恵子さんと同じ時期にウィーンに滞在していた事から、本年5月17日に警察庁の漆間巌長官が「帰国すれば所要の手続きを取る。有本恵子さんが拉致された昭和58年頃、同じ欧州にいたので、関連があるか興味深い」と記者会見で述べており、欧州での一連の日本人拉致事件に関して何らかの事情を知っている可能性が高い。

 更に今後も「よど号」グループの帰国が予定されているとの事であり、その中には昭和55年にスペインで拉致された松木薫さんと石岡享さんの拉致事件に関与した疑いがあり、松木薫さんの姉・斉藤文代さんが昨年2月に監禁罪容疑で刑事告発して捜査当局からも旅券法違反で国際手配されている、「よど号」犯の妻・黒田佐喜子容疑者と森順子容疑者も含まれている。この二人は現在、松木薫さん及び石岡享さん拉致の立件に向けて検察当局が最終調整に入っていると言われている。

 次々と「よど号」グループ及び関係者が帰国する中、「よど号」グループの妻たちが拉致した有本恵子さん、松木薫さん、石岡亨さん、そして福留貴美子さんの帰国が実現出来ない現状に激しい憤りを感じる。

 「よど号」グループの拉致問題に取り組んでいる各「救う会」は、以下の4点を関係者に強く求めるものである。

1.日本政府は、北朝鮮に対して「よど号」犯全員の無条件の引き渡しを求めると共に、「救う会」が認定している福留貴美子さんの拉致認定を早急に行う事。

2.国会は拉致問題特別委員会において、国内の「よど号」グループ関係者や支援者を参考人として招致し、「よど号」グループが関与した拉致事件の真相究明を行う事。

3.捜査当局は、今回帰国した赤木容疑者に対し、有本恵子さん、松木薫さん、石岡亨さん、そして福留貴美子さんの拉致に関する徹底した捜査を行う事。

4.捜査当局は同様に、今後帰国が予定されている森順子容疑者、黒田佐喜子容疑者に対して日本人拉致に関する徹底した捜査を行うと同時に、拉致被害者の家族に対して可能な限りの捜査情報の公開を行う事。


平成19年6月5日

「北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川の会」会長 川添 友幸
「北朝鮮に拉致された日本人を救出する三重の会」会長 森田 優
「北朝鮮に拉致された日本人を救出する会・兵庫県協議会」会長 長瀬 猛
「北朝鮮に拉致された日本人を救出する高知の会」会長 森田 和博




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