★☆救う会全国協議会ニュース★☆
(2007.03.23-2)


★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2007.03.23-2)家族会結成10年目に当たり、家族会と救う会・拉致議連が声明

 3月25日で家族会結成10年目になります。家族会及び救う会と拉致議連は、3月23日、それぞれ下記の声明を発表しました。全文以下の通り。

■家族会結成10年目に当たり、家族会と救う会・拉致議連が声明

★家族会声明−「家族会」結成10年にあたって

 平成9年3月25日、全国に散在した「北朝鮮による拉致被害者家族」が東京に集結してから、10年の歳月が過ぎようとしています。

 当初センセーショナルに報じられた「北朝鮮による拉致事案」も、日を追うごとに「疑惑」という言葉で括られてしまい、平成14年の「日朝首脳会談」までは、あたかも私たちの主張が理不尽であるかのように受け取られて、被害者の存在そのものを否定する国内の勢力との苦しい闘いを強いられ、また「拉致被害者の救出」が、日朝の国交回復の影に追いやられようともしました。

 そのような中、ともすれば挫けそうになる気持を奮い立たせ、全国に展開していった「救う会」の皆さんと共に、地道な「署名運動」・政府への要請等を通して、広く被害者救出を訴えて参りました。

 平成14年、「日朝首脳会談」の実現を機に、一部被害者の生存が確認され、その方たちが帰国を果たし、ご家族の帰国も叶いました。これも、諦めることなく活動を続けて下さった全国の「救う会」の方々と、ご支援下さった多くの国民の皆さんのお蔭であると感謝申し上げます。

 今、私たちが信頼する安倍総理が誕生し、結成当初より訴え続けた@拉致問題の担当大臣・担当部署の設置、A国会内での特別委員会の設置、B経済制裁の発動、C拉致問題の真相究明、D国政における最優先課題としての被害者の救出、等々、私たちが要望してきた政策はほぼ達成されたといえます。

 しかし、被害者全員の救出や拉致問題の全容解明は、北朝鮮の不誠実な対応のために解決に至らず、未だ多くの被害者が故郷日本への帰国を望みながら、彼の地で自由を奪われたまま、過酷な生活を強いられています。

 10年の節目を迎えました。被害者の両親世代が年齢を重ね、時間的な猶予も少なくなってきております。信頼する安倍総理の下、決意を新たに、何としても今年中の解決を目指して闘っていく所存であります。そのために、国民の皆さんの更なるご理解と一層のご支援を賜りたく、宜しくお願い申し上げます。

平成19年3月23日

北朝鮮による拉致被害者家族連絡会 代表 横田 滋


★救う会・拉致議連声明

 3月25日で家族会が結成されて10年を迎える。10年前、家族会の皆様は、自らの命に代えても拉致された肉親を救い出すという決意のもと、救出運動に立ち上がった。私たちは、その決意に打たれ、救う会、拉致議連を作り、10年間家族会とともに戦ってきた。

 5年前、5人の被害者を救い出すことができたことは、大きな喜びだった。しかし、その後5人の家族の帰国以外、被害者が一人も帰国していないことは、痛恨の極みである。

 この10年間、私たちは、家族会を先頭に立てて戦ってきた。その結果、拉致問題とは肉親を捜し求める家族会を支援することだという誤解が生まれている。しかし、拉致問題の本質は、家族会支援ではなく、金正日テロ政権からすべての拉致被害者を救い出すことだ。日本人だけでなく、諸外国のすべての被害者をも救い出すことである。

 10年間、家族会は文字通り命をすり減らして戦ってこられた。本当にご苦労様でした。しかし、本来は、日本政府が先頭に立って取り組むべきことである。

 日本政府に訴えたい。これから家族会が少し休んで、安心して見ていられるように、被害者の一日も早い救出に全精力を注いで取り組んでほしい。

 私たち救う会と拉致議連は、心ある国民と、諸外国の友人らとともに、すべての被害者を救い出すまで、家族会とともに戦い続けることを誓う。

平成19年3月23日
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会 会長 佐藤勝巳
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟 会長 平沼赳夫




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