★☆救う会全国協議会ニュース★☆
(2006.06.12)



 家族会・救う会およびよど号犯関係で活動してきた救う会3組織は、本日、関係者の帰国に際し緊急声明を出した。全文は以下の通り。

■よど号犯関係者の帰国に関する緊急声明

 本日、報道等によるとよど号グループメンバーで有本恵子さんを拉致した事を自白したよど号犯妻八尾恵元店主の長女が関西新空港に帰国する。マスコミ報道によると、今後も残りのよど号グループの帰国が予定されているとのことである。その中には、昭和55年にスペインで拉致された松木薫さん、石岡享さんの拉致事件に関与した疑いがあり、拉致被害者松木薫さんの姉の斉藤文代さんが監禁罪の容疑で今年2月に刑事告発し、捜査当局からも旅券法違反で国際手配されているよど号犯の妻黒田佐喜子容疑者、森順子容疑者も含まれている。奇しくも本日6月13日は松木薫さんの誕生日であり、よど号犯関係者が帰国する中で、よど号犯の妻たちが拉致した有本恵子さん、松木薫さん、石岡亨さん、福留貴美子さんが帰国する事ができない現状に激しい憤りを感じる。救う会・家族会は、関係機関に対して以下の3点を強く求めたい。

1、日本政府は、北朝鮮側に無条件でよど号犯の全員の引き渡しと救う会が拉致認定している拉致被害者に関して早急に拉致認定をおこなうこと。

2、国会は、拉致問題特別委員会において、国内にいるよど号犯関係者や支援者を積極的に参考人として招致し、よど号犯関係者が関与した拉致事件の真相究明を行うこと。

3、捜査当局は、よど号犯の妻で、昭55年にスペインで松木薫さんや石岡享さんの拉致事件に関与した容疑で刑事告発されており、今後帰国が予定されている森順子容疑者、黒田佐喜子容疑者等に対して拉致事件の観点から徹底した捜査を行うと同時に拉致被害者家族に対して可能な限りの捜査情報の公開を行うこと。

平成18年6月13日

北朝鮮による拉致被害者家族連絡会 代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会 会長 佐藤勝巳
北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川の会 会長 川添友幸
北朝鮮に拉致された日本人を救出する会・兵庫県協議会 会長 長瀬 猛北朝鮮に拉致された日本人を救出する熊本の会 会長 加納良寛




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